ナースマンの日常

子育てに奮闘中の男性看護師が集中治療で働く日常を綴ります

ステロイド軟膏って怖いもの?適切な使用方法で子供の皮膚を守ろう!

こんにちは、ヒカルです。

先日、子供のステロイド剤について妻とちょっとした言い合い(ケンカではないですよw)があったので、ステロイドについて少しお話を。

と言っても、ステロイド軟膏のお話です。

まず、子供の肌ってめちゃめちゃ潤ってプルプルしてませんか?

なのにカサカサしたりブツブツができやすいんだろうって思いますよね?

それは、子供の肌は成人と比べて角質層の水分量が少なく保湿する成分が少ないからなんです

乾燥時にはすぐにカサカサしますし、また、子供特有の疾患(手足口病や突発性湿疹などのウイルス疾患)によって、湿疹などの皮膚に異常をきたしやすいのです。

また、赤ちゃんなどは厚着をしたり、オムツなどでかぶれたりすることも多々あります。

もちろん、乾燥予防に保湿剤やまめにオムツを交換して清潔にしたりすることで予防はできます。

それでも、何かしら皮膚に異常が起きてしまいます。

なぜなら子供の肌はデリケートだから!

そこで、その異常(=炎症症状)を治すのに登場するのがステロイド剤です。

みなさんはステロイドって聞いたらどのようなことを思いますか?

小さいお子さんを持つお母さんは、「できれば使いたくない」「体に悪いもの」など考えている人も多いのではないのでしょうか?

でも、ステロイドってちゃんとした容量でちゃんとした使い方をすれば怖くないんです!

まず、ステロイドって何?というところから。

ステロイドとは

ステロイドとは、体の中で作られるホルモンの1つです。

このホルモンは、炎症を抑えたり免疫を抑えたりします。

このステロイドホルモンを薬にして使用するのをステロイド治療と言います。

もちろん、副作用もありますが、基本的に注射薬や内服薬で起きる可能性があるものなので、軟膏では血液内に直接入るわけではないのでほとんどありません。

炎症を抑えるという効果を利用して、皮膚にできた発赤や湿疹を治療するわけです。

皮膚科に行くと何でもかんでもステロイドを出すわけではないのです。

皮膚科の先生も子供から老人までいろいろな症例を何人も診てきています。

適当に処方しているわけではないのです。

ステロイドにはどんなものがあるのか

ステロイドは強さがあり、5つのランクがあります。

難しい名前が多く、覚えられないので次の表を御覧ください。
(処方された商品名を参考に強さの程度を見てみてください)

f:id:om1-h:20190322134330p:plain
引用元のリンクはこちら https://pharma-navi.bayer.jp/nexavar/patient/common/qa_hfs04/20.php

どんなお薬も使い続けていいものと使い続けてはいけないものがあります。

ステロイドもやはり強さのランクがある通り、感じることはないですが皮膚に対する刺激性はあります。

無駄に多量に塗ったり、長期的に使ったりすることは良くないことだと思います。

どんな薬でもそうですよね?

頭が痛くないのに頭痛薬を飲み続ける人はいないですよね?

どんな薬も同じです。

ステロイドも、最初に塗って赤みが消えたからもう塗らないとか、赤みがないところまで全身まんべんなく塗るとかはしてはいけません。

医師の説明や薬剤師の説明に従って、適切な容量と適切な期間を守って使用すれば、子供もママもストレスなく過ごすことができるのではないでしょうか?


ではまた会いましょう\(^o^)/